「高校生インターンシップ受入れ」~社会貢献~
7/17(木) 医師を目指す地元高校生2名のインターンシップを受け入れました。
「医師になる!」というしっかりとした将来の目標を持った学生でした。
◎オリエンテーション

島出身の医師が少ないため、島外からの応援医師に頼る現状に衝撃を受けました。将来は、地元の医師として地元に根差した地域実結型の医療を提供したいと感じました。
◎内視鏡(胃カメラ)



実際に内視鏡検査を見学。医師は胃カメラの操作だけでなく薬の副作用や、血圧などいろいろな事にアンテナを張りながら診察していることに凄さを感じました。また、わかりやすく部位の説明をして頂きながら操作だったのでイメージしながら観察することが出来ました。
終了後に胃カメラを持ってみて、以外と重いため長時間は大変だと思いました。
◎パルスオキシメーター、注射器への捕液体験


バイタルサインの1つである脈拍、酸素飽和濃度の自分の数値が可視化され、今の健康状態を確認する事が出来ました。
医師や看護師が行っているところを見ると軽々としているように見えた注射器の準備が実際体験すると、感染への配慮や空気を抜く、液を必要な目盛りに合わせることが体験して難しかった。
◎外来、処置見学



実際に外来を見学し、壁を挟んでいろいろな診療科での外来が行われていることが不思議でした。
医師は、患者の症状だけでなくメンタル面でも寄り添っている姿が印象的でした。
外来処置で、「説明しながら処置してくれているので安心した」という患者の生の声が印象に残りました。そんな医師の姿に憧れたことと同時に、目標にしたいと思いました。
◎縫合体験

感染に気をつけての手袋の装着、鉗子の扱い、針刺しに気を付けないといけない等、緊張感いっぱいの体験でした。
他にも、病棟での褥瘡処置や訪問診療へも同行させて頂きました。
いつもの患者側での視点では感じることができない、部分がたくさんありました。大きな病院と違って、一人一人の先生が広い守備範囲で総合的に診ていらっしゃるのが印象的でした。
今回のインターンシップでさらに「医師になりたい!」という気持ちが強くなりました。
数年後医師となって、この島で勤務したいです!
高校生の感想を掲載しています。
是非、目標を達成し地元に根差した医療の提供ができる医師として戻ってきてください。
かりゆし病院は、いつでも応援しています。(^_^)/~