中学生「職場体験学習」の実施 ~社会貢献~

2025.07.11

当法人は、保健・福祉・医療を通じて地域の発展に尽くしていく理念のもと、地域社会への連携と共に、今後社会を担っていく若い世代に医療現場の業務を知ってもらう貴重な機会として、小・中・高校からの「職場体験学習」「インターンシップ・ジョブシャドウイング」等の受け入れを積極的に行っています。

今回3名の中学生が、当院での「職場体験学習」に参加しました。

普段のテレビや外来受診等で患者として感じる医療現場の実際の雰囲気を体験してもらいました。

1.血圧測定&パルスオキシメータ体験

実際に血圧計を使用し、聴診器で拍動を確認。

パルスオキシメータと呼ばれる血中の酸素飽和度を測定する医療機器についても説明を受け、測定を行ってみました。

2.レントゲン撮影

実際にレントゲンを撮影してみました ぬいぐるみは映らなかったが、忍び込ませていたクリップは写っていました。 
X-線の不思議、レントゲンとCTの違いについての説明もしていただきました。                                                                     見えない体の中の病気を見つける大事な医療機器、放射線技師の仕事の面白さも実感しました。

3.心電図検査見

心電図検査では、心臓の電気的な活動を波形として記録し、不整脈や狭心症、心筋梗塞などの診断に役立っているそうです

心エコー検査は、血液の流れを観察し心臓の大きさ、壁の厚さ、弁の状態などを評価して共に心疾患を見つける大事な検査を見学しました

4.リハビリ見学

リハビリテーションを行う療法士の役割について説明を受けました。
理学療法、作業療法、言語聴覚療法それぞれに資格が異なることも驚きです。
理学療法と作業療法のリハビリ風景を見学しました。
患者の皆様も積極的に訓練に参加されているのが印象的でした。

5.薬局見学

薬の多さにびっくり!
管理の仕方もその薬ごとに違いがあり、常温、保冷等いろいろありました。

金庫保管のお薬がある事にも驚き!でも納得(*^_^*)

実際に車椅子の患者をスタッフと共に誘導や「今日はどうされたんですか?」と聞いたりして患者の表情を見ることの大切さを学びました。

病院より、今回の体験学習の機会が将来進むべき道の選択肢を拡げるきっかけとなる事を願っています。